ロータリーの職業奉仕とは
「職業奉仕」とは、自分が世の中のためになる職業を誠意をもって行い、周囲の人たちをより幸せにするために、倫理観をもって仕事をすることである。
仕事のために、社員・取引先(仕入れ先・下請け)・お得意先に迷惑をかけないことである。
そしてその職業が社会のために役立ち、周囲の人々により高い幸福度をもたらすものであることが望ましい。
そして、その結果としての利益を得て、社会に応分の配当としての「税」を払い、応分の報酬として「自分の糧」をいただくのである。
したがって、「職業奉仕」とは、英語ではVOCATIONAL SERVICEという考え方で、天職として人に与えられた役目のようなものと考えられる。
ロータリアンは職業を通じて世の中に奉仕するものと考えているのです。
ロータリーの標語のおこり
ロータリーの職業奉仕の考えは1910年にアーサー・シェルドンの講演が基で、その後1911年に下記の標語が採択されました。
その時の演説は、
『 他者に対する正しい経営の科学のみが引き合うのだ。経営とは人間的な奉仕の科学である。その仲間に最もよく奉仕する者が最も多く報いられる 』,
⇒ “He profits most who serves his fellow best”
というものでした。
そして現在、少し単語が変化し、現在のロータリーの標語となっています。
“One Profits Most Who Serves Best”